湿気を吸うから水をあげなくても大丈夫な植物!????
今回のお話もお客様からよく聞く質問の1つです。
エアープランツって空気中の湿気を吸うから水をあげなくても育つのよね?
最近葉が細く丸まってきて、枯れ始めてきたのよね・・・
え〜とですね・・・ずばりお答えすると、お水は必要です!!
以上。
って終わる訳にはいかないので、解説させてください!!
まず、この名前。誰がつけたか知りませんが、空気中の水分(湿気)だけを吸うから、水をあげなくても育つから、手入れが苦手な人でも育てられます!?
どこからそんな話聞いたのでしょうか???
しかも、元気の無い、枯れてるよう個体を販売してる花屋もちょくちょく・・・
きっと育て方を知らないんだろうなぁ〜と思いながら見ています。
そんな花屋で購入したお客様は、すぐに枯れて、自分のせいで枯れたと思ってしまう。
いやいや、最初から弱っている個体を買わされてますから〜と大きい声で言いたい。
この手の植物は「チランジア」という植物で、中南米や米国南東部に生息する植物で、もともとは木や岩に着生する植物です。なので、根を持たずに葉から水分を吸収出来るたくましい植物です!!
水やりは月に2度!皆さんの就寝のタイミングで!!!
その次に多いのが、霧吹きだけしてればいいんでしょ?
これも具体的な水の量や期間がわかりませんよね???
今お店での水やりは、月に2回一晩水の中に入れ、朝引き上げて一気に乾燥させる!!
これだけです。
一晩って、夜やらなきゃダメなの??
そうなんだ!
夜になると水を吸収出来る気孔が開くから、寝る前につけるのがいいんだよ!
ポイントとしては、翌日の天気予報を見て晴れる日を狙って実行してみてください!少しくらいひにちがずれても問題ないので、晴れた日に干して一気に乾かしてください。
いつまでも湿ったままにすると、腐ってしまう可能性があるので、しっかり水を切って、風通しのいい場所に置いてあがてください。風で飛ばされないようにお気をつけください!!
肥料はどうやってあげるの??
土が無いのにどうやってあげるの??
液体肥料を水に入れて、その中でソーキングするんだよ!!
販売されているエアープランツは根を土におろしていないので、水分は葉から吸収します。その時に栄養も一緒に吸わせてあげましょう!!
その時に気をつけるは濃度です。
液体肥料といえばハイポネクスが有名ですが、ソーキングの時に入れる時は5,000倍に薄めて使ってみてください。
ところで5,000倍ってどんな量??と思いますよね。
1リットルの牛乳パックに1,000mlと書いてあるのですが、あの牛乳を1,000等分した1つの量って考えるのが1,000倍!!
と言うことは・・・さらに5分の一って言うと、ほんのわずかですよね!
店長はバケツに水を入れる前に、ハイポネクスを蓋したまま1度逆さまにします。
それで、蓋をあけると蓋の裏側にハイポネクスが少しくっついてるんです。それをバケツに向けてブン!と振って入れています。肥料は強すぎると植物にとって負担になるので、あげるなら薄めがおすすめです。
エアープランツの魅力は、品種によって様々な姿、形が違うこと。そして、花が咲き、その花もみんな違うので実に面白いのです。
今回はそれぞれの個体差などの説明は省きましたが、まずエアープランツを始める時のコツをお伝えしてみました。
種類豊富なエアープランツは、細かく言うとそれぞれの育て方があります。
それは中級、上級と言う事で、いずれお話させていただきたいと思います。
今回もお読みいただきましてありがとうございます!!
では、また!!
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