浅草&神楽坂のほおずき市——四万六千日・鬼灯の鳴らし方・スケルトンほおずきの作り方

季節の花

7月9・10日は浅草寺で「ほおずき市」。同時に開催される「四万六千日(しまんろくせんにち)」は、参拝すれば46,000日分のご利益があるとされる特別な日です。

店長
店長

ほおずきの赤い実は提灯(ちょうちん)の形。お盆にご先祖様を導く灯りとして飾る文化があり、夏の伝統美が詰まったお花です。



🏮 「四万六千日(しまんろくせんにち)」の不思議

浅草寺の「四万六千日」は、この日にお参りすると「46,000日(=約126年分)のご利益がある」という、ちょっと太っ腹な縁日。1日のお参りで「人ひとりの一生分」のご利益がもらえるとされる、お得な日です。

「46,000」という数字の由来は諸説あり、「お米一升=46,000粒」「一生(いっしょう)にかけた語呂合わせ」など、江戸の人々の遊び心が感じられます。

お客様
お客様

えっ、1日のお参りで126年分…!?すごい数字ですね!

店長
店長

みんながお参りしたくなるように」という、江戸時代のキャッチコピー戦略ですね。今もこの日は浅草寺が日本一賑わうと言われています。

🌿 ほおずきの意外な雑学

  • 🍅 分類:実はナス科の植物(トマトやナスの仲間)
  • 🏮 名前の由来:袋の中で「ほうずく」(赤い)+ 子供が「頬を膨らせる」鳴らし遊び
  • 💊 薬用ほおずき:根は漢方で「酸漿(さんしょう)」、鎮咳・解熱に
  • 🌍 食用ほおずき:欧米では「ストロベリートマト」として食用
精霊くん
精霊くん

ほおずきってトマトの仲間だったんだ!食用品種は本当に甘くて美味しいよ。



🏮 神楽坂にも「ほおずき市」があるんです

「ほおずき市」というと浅草寺が全国的に有名ですが、実はここ神楽坂でも毎年夏に「ほおずき市」が開かれます。神楽坂の風情ある石畳の通りに、赤いほおずきがずらりと並ぶ光景は、下町とはまた違った趣があります。

浅草まで足を運ぶのが大変な方も、神楽坂なら気軽にほおずきの夏を楽しめます。地元の夏祭りとして、ぜひ覚えておいてください。

店長
店長

浅草の四万六千日も素晴らしいですが、地元・神楽坂のほおずき市も味わい深いんですよ。人混みが少なく、ゆっくり選べるのも嬉しいところです。

🌿 桔梗屋にも「鬼灯(ほおずき)」入荷しています!1個売りもOK

そして——桔梗屋にも、この時季は鬼灯(ほおずき)が入荷しています!「市までは行けないけど、家にちょっと飾りたい」という方に嬉しいお知らせ。

  • 🏮 枝つきの鬼灯:花瓶に挿して夏らしく
  • 🔴 1個売りもしています:「お盆に一つだけ」「子どもに鳴らさせたい」そんな時に
  • 🎐 お盆の精霊棚(しょうりょうだな)飾りにも
お客様
お客様

お店で1個から買えるんですか?それは嬉しい!

店長
店長

はい、1個からでも喜んでお分けします。「ちょっとだけ夏を感じたい」——そんな気持ちにも寄り添うのが、桔梗屋のスタイルです。神楽坂にお越しの際はお気軽に。

🎵 知ってる?ほおずきの「鳴らし方」——昔ながらの夏の遊び

実はほおずきは、口に含んで「キュッキュッ」と音を鳴らして遊べるんです。昔の子どもたちの夏の風物詩でした。ちょっとコツが要りますが、やってみましょう!

📝 ほおずきの鳴らし方(手順)

  1. よく熟した赤い実を選ぶ(青いものはNG)
  2. 実を指で優しく揉んで、中身を柔らかくする(3〜5分かけてじっくり)
  3. 柔らかくなったら、ヘタの部分に小さな穴を開ける
  4. 中の種と果肉を、穴から少しずつ押し出す(破らないよう慎重に)
  5. 中が空っぽの「袋」だけの状態にする
  6. 水でよく洗い、口に含んで舌と上あごで押して空気を出すと「キュッ」と鳴る!
スタッフ君
スタッフ君

店長、これ意外と難しいですね…!途中で破れちゃいます。

店長
店長

そうなんです、「揉む工程」を焦らないのがコツ。しっかり柔らかくしてから中身を出すと破れにくい。昔の子は何個も失敗して覚えたものです。親子で挑戦すると盛り上がりますよ!

💀 幻想的な「スケルトンほおずき(透かしほおずき)」の作り方

ほおずきの外側の袋(萼・がく)を葉脈だけ残してレース状に透かすと、それはそれは美しい「スケルトンほおずき」になります。中の赤い実が透けて見える、幻想的なインテリアです。

🪣 作り方①:水に漬ける「自然分解法」(簡単・ニオイあり)

  1. ほおずきを水を張った容器に完全に沈める(浮くので落とし蓋を)
  2. 2〜3週間、日の当たらない場所に放置する
  3. 袋の表面の薄皮が溶けてきたら、水の中で優しく指でこすり落とす
  4. 葉脈のレースだけが残ったら、きれいな水でそっとすすぐ
  5. キッチンペーパーの上で形を整えて自然乾燥
精霊くん
精霊くん

葉脈だけになったほおずきは、本当にレースみたいで美しいよ!中の赤い実とのコントラストが幻想的なんだ。

🦷 作り方②:歯ブラシで叩く「時短法」(早いけど根気要る)

水に3〜4日漬けて袋が少し柔らかくなったら、使い古しの歯ブラシで表面を優しくトントン叩いて薄皮を落とす方法も。水につける期間が短くて済みますが、力を入れすぎると葉脈まで破れるので慎重に。

👃 【正直に言います】ほおずきの水、臭いけど…頑張って替えて!

正直な花屋として、大事なことをお伝えします。ほおずきを花瓶で飾ると、水がかなり臭くなります…!スケルトン作りで水に漬ける時も、独特のニオイが出ます。

お客様
お客様

たしかに…ほおずきの水って、独特のニオイがしますよね。

店長
店長

そうなんです。でもそのニオイこそ、水を替えるサインだと思ってください。ニオイが出る=雑菌が繁殖している証拠。こまめに水を替えると、ほおずきも長持ちします。臭いけど、負けずに頑張って替えてあげてください!

  • 💧 できれば毎日、水を全替え(夏場は特に)
  • 🧼 花瓶の内側もヌメリを洗い流す
  • ✂️ 茎の切り口を数ミリ切り戻すと水の吸い上げUP
  • 🪟 直射日光を避けて涼しい場所
精霊くん
精霊くん

ニオイに負けて放置すると、あっという間にドロドロに…!こまめな水替えが、ほおずきを美しく保つ唯一のコツだよ。



※本記事は日本の暦・季節文化を紹介するものです。気軽な参考としてお楽しみください。


KIKYOYA FLOWERS

東京・神楽坂の花屋 桔梗屋

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